←写真は 宮古毎日新聞からです
去った9月13日は、非常に強い台風13号が 宮古島を直撃しました。
明けて14日も、暴風警報の解除は午前10時20分であったため、官公庁をはじめ全ての学校、職場が休業となりました。
車を駆って外に出ると へし折れた木々や枝が道路やいたるところで散乱。
信号機が点滅していないせいで、交差点はどこもかしこも大渋滞。
ノロノロと列をなして走る車の群れに加わり、普段とは違う町並みに台風一過を感じさせられました。
しかし、今回の台風宮古島で観測史上50年に一度の大雨との予測でしたが、危惧していたような冠水浸水は少なく、10年ほど前の、道路まで冠水状態で走るのが怖い ようなことはありませんでした。
台風一過を感じる場面と言えば、コンビニははずせません。
台風の影響から停電・休業しているコンビニがある一方で、ここぞとばかりにしっかりと営業している店舗もあります。
数少ない営業中の店舗は、来客が殺到し普段では考えられないほどの行列がレジを襲います。
普段、割りと明るく軽口を叩く店員も、この日ばかりは引きつった顔で、レジに立ち、いつもと違い、こちらの冗談に応える余裕もないほど、哀れに感じるほど真剣な表情で客をさばきます。
そして店の棚は、生鮮やパン類、カップラーメンからいち早く商品が消えていきます。
かくいう私も事情を熟知しているとはいえ、さすがに、台風襲来の後日の買い物には、目的のカップラーメンは、入手できませんでした。あー残念!
そして今回の台風で、島内の約8割にあたる1万9600戸が停電に。
公営の団地では、ポンプが作動しないせいで「水が出ない」と、窮状を訴える方までいました。
「電気が来ないから、TVも見れないし、水まで・・・」
原始時代とはいきませんが、水、電気が使えないのは その手前の"プチ原始時代"とでもいえばいいのでしょうか。
現代社会人の豊かな文明の恩恵に、どっぷり使った人間には、つらい状況です。